かすみがうらマラソン結果 ギリ3時間1桁キープ

今シーズン最後のロードレースとなるかすみがうらマラソンに出走しました。
このレースに出たのは初めてです。
荒天が予想されましたが、スタート時点では風も止み、走りやすいコンディションでした。また、コースも前半こそアップダウンがありますが、後半平坦で走りやすいと思います。

さて、フルマラソン8戦目となる今回、結果はなんとか3時間1桁でした。
そもそもこのレースは、東京でサブスリーできなかったときの保険として申し込んだものです。保険というには申し訳ないくらい伝統のある立派な大会ですが、季節的に記録をねらうのは難しいレースという印象でした。コースも東京の方が記録が狙えます。印象としては、東京でギリサブスリーの人なら3時間5分~10分程度になるような気がします。まさにそんな結果となりました。

DNSも考えましたが、「あまり調整せずそこそこマジメに走って3時間1桁台くらいを出せるか」という力試し的な興味から、参加しました。しかし、前日荒天予想だったこともありサブフォーねらいのファンランに切り替えようかな考えてしまい、少し気持ちが切れてしまっていたと思います。また、力試しであっても、3時間何分くらいをねらったのか、そのあたりのイメージをもっと明確にもつべきでした。

結果としてはまさにねらった通りでしたが、内容的には反省の多いレースでした。
前半つっこんでしまいサブスリーペース。これは速すぎです。4分半/kmを維持すべきでしたが、調子が良いのでペースを落とすタイミングがわかりませんでした。



当日は風での鉄道遅れなどがありましたが、8時半に会場入り。

荷物預けがめちゃくちゃ混んでいるのでコインロッカーへ入れ、スムーズにAブロックに入りました。
スタート後もはじめは快調でした。そこで調子に乗ってサブスリーペースを維持してしまいました。しかし案の定、15kmくらいから腿に疲労感を感じ始めました。通常のレースでは感じないほどの早さです。

走り込み不足とはわかっていましたが、東京で42km走ったのでその脚がまだ残っていると思っていました。今回、当日までのロングは20kmが最長(3/21、30km走のはずが大雪のため20kmで止めました)。それ以降の練習もLT走ばかりで、速いペースには慣れていましたが脚をつくりこめていなかったです。また、体重は東京の時よりも1kgほど増えていました。

東京で大成功だった自作ジェルも家に置いてきてしまい、補給も不足していました。
そんなこんなでメンタルも切れてきて、25kmでは私設エイドでコールドスプレーのお世話になりました。この頃は4分30秒/kmを超え出しており、脚の疲労感も半端なかったです。
この時は大崩れも覚悟していました。目標をサブ3.5、最悪でもサブフォーねらいにキレイ替え、なんとか完走だけはしようと思いました。

しかし、ここで小川荘太さんのセミナーで学んだ成果が出たのです。
腰を中心に、筋肉を使わない反射走りに切り替え、脚の疲労をだましだまし走りました。
その結果、ストライドは小さくなりつつもピッチを維持することができ、なんとか後半まで大崩れせずに済みました。
エイドで多少止まることはあってもピッチを維持しながら進み、後半は多くのランナーを抜いてゴール。前半の貯金もあり、3時間1桁に滑り込むことができました。ラスト200mくらいのところで足(いつものふくらはぎではなく足の甲)が痙ったのは意外でしたが...。


とにもかくにも今期はサブスリーもでき、かすみがうらでは大崩れしない立て直し走の経験もできました。いいシーズンだったと思います。
ロードでサブスリーできたので、今後はトレイルに軸足を移していきたいと思います。ひとまず、5月の越後カントリートレイルにエントリーしました。

0 件のコメント :

コメントを投稿